科学あそびラボ4回目「身近な生き物と科学あそび」は、前回と同じくララガーデンつくばで行われました。
暑さが厳しいせいか、ちょっと参加者は少ないけど、ワクワクしたムードの中で、虫に関するクイズがスタート。「バッタの耳がどこにあるでしょう?」「このセミの鳴き声はどっちのセミでしょう?」というような問題で、あたるとシールをもらえました。
次は二つのブースに分かれての実験です!
アメンボ・ダンゴムシブース
アメンボ・ダンゴムシブースでは、アメンボとダンゴムシを使って実験を行い、それらの生き物の秘密やすごさを感じてもらいました。
まずブルーシートの上に集まった子どもたちに、水に浮かんだアメンボを見せました。みんなアメンボを見たことはあっても、こんなに近くでじっくり見たことがなかったようで大きな歓声が上がっていて良かったですね。「アメンボはどこに住んでるかな?」という質問には、川や水たまり、海といった答えが返ってきました。海に住んでいるアメンボがいることも知っているなんて、子どもたちが物知りで驚きました。
実験は、「アメンボの苦手な水を調べてみよう」というテーマで始めました。プラスチックカップに移したアメンボの水に、1、2、3と番号のついた謎の液体をそれぞれ少しずつ加えて、アメンボがどうなるか観察します。スタッフが実験のやり方を説明している段階から、子どもたちがわくわくしているのがよく分かりました。まずは1番の液体を入れてみます。代表の子どもがおそるおそる水をかき混ぜましたが、何も起こりませんでした。1番の正体は塩水だったのです。次に調べたのは、2番の白い液体です。この正体は、子どもたちにもすぐに牛乳だと分かったようです。牛乳を加えても何も起こりませんでした。そして最後に3番の液体です。液体が泡立っている様子にみんな興味津津で、自分が調べたい!といって立候補してくれた子がたくさんいました。じゃんけんをして代表を決めて実験してみると…なんと、それまで浮かんでいたアメンボが沈んでしまいました。この様子には子どもたちのみならず親御さんたちもすごく驚かれていて、スタッフも嬉しかったです。(もちろん沈んだアメンボはすぐに救出したので、無事です。)そのあと3番の液体の正体が洗剤を溶かした水だと種明かしして、アメンボが沈んでしまった理由の説明に移りました。沈んだ理由を考える前に、「アメンボは足に細かい毛が生えていて、そこに油に似た成分を付けているから浮いている」というメカニズムを説明し、「だから洗剤が油をとってしまうから沈んでしまったんだよ」と解説しました。少し難しい説明だったかもしれませんが、子どもたちも食器洗いのお手伝いをした経験からか、よく理解してくれていたと思います。
アメンボ実験の次は、ダンゴムシに迷路を歩かせるという実験を行いました。迷路にダンゴムシを入れると、中には柵を乗り越えたり動かなくなってしまうダンゴムシもいましたが、ほとんどが迷うことなくゴールにたどり着くことができました。その様子に、かわいい、すごい、といった声もみられました。ダンゴムシが迷路をクリアできるのは、歩くときに左右ジグザグに進む特徴があるからだと伝えると、へぇ〜と感心した子どもも多く、「丸まる」というイメージしかなかったダンゴムシに、よりいっそう興味がわいたことでしょう。
今回このブースでは、身近な生き物を用いて簡単な実験を行い、その生き物が持つ特徴を体験してもらいました。虫たちをいつもとは少し違った視点で見て、実験を通して感じた「すごい!」「なんで?どうして?」という気持ちを大切に、これからも様々な生き物と触れ合っていってほしいと思います。
カブトムシ・セミブース
このブースではカブトムシとセミについて紹介しました。まずはカブトムシで、どれくらい力持ちなのかを知ってもらうために、レゴで作った特製台車にペットボトルを載せたものをカブトムシの角につなげてひっぱってもらいました。今回用意した小型のカブトムシはおよそ4gしか体重がありませんでしたが、なんと、自分の体重の625倍ものペットボトル500mL(0.5kg)を引くことができました。これを子供の体重(25kg)で考えると小型トラック(3トン)もの重さになります。そのことを教えると、子供たちは自分がトラックを引く姿を想像したのか、「無理だー!」とか「カブトムシすごい!」と驚きの声をあげていました。元気いっぱいの大型のカブトムシは2kgを引けるそうなので、カブトムシがいかに力持ちであるかがわかりますね。
次はセミ。夏になるとたくさんセミの抜け殻が公園の樹などでとれますが、その抜け殻からそのセミがオスかメスかが見分けられるのは皆さんご存知だったでしょうか?オスとメスの違いはお尻にあります。メスは卵を産むための産卵管を持っており、その出口がお尻の腹側にあります。オスにはもちろんありません。この違いのヒントは子供たちにとってとても簡単だったのか、洗面器に山盛りになったセミの抜け殻をどんどん分けていっていました。参加してくれた人たちは、セミの抜け殻のオスメスを見分けるプロです!
また、同時にセミの羽化の映像を流していたのですが、子供たちより親御さんたちの方が興味津々に見てくださいました。
最後は、みんなでハチのクラフト作りをしました。ハチの体の各部分を切り取り、貼り合わせていくのですが、6本の肢の向きやどこについているのかなどをちゃんと考えないと、変なハチになってしまいます。クラフト作りを通じて、昆虫の体の作りを、分かってもらえたと思います。

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